バイオエタノールの長所と短所 | バイオ燃料の基礎知識

バイオエタノールの長所と短所

近年、ガソリンの代替燃料として注目されているバイオエタノールとは、サトウキビ、大麦、トウモロコシ、大豆といった食物に含まれるグルコースなどの成分を発酵させて作ったものです。

これをそのまま燃料として利用する方法のほかにも、バイオエタノールを添加物として利用することもできます。これには、ガソリンに直接混ぜる方法と、バイオエタノールを加工した添加物ETBE(エチル・ターシャリー・ブチル・エーテル)をガソリンに混ぜる方法です。ETBE混合ガソリンは2007年より、首都圏50箇所のガタンドで販売がスタートしています。

どちらの燃料も、二酸化炭素の排出削減効果が期待できますが、水への親和性が高いために、漏洩による水質汚染の問題があり、スタンドでは徹底した清掃と水質チェックが欠かせません。

また、自動車から排出される窒素酸化物や炭化水素類などが、紫外線を受けて光化学反応を起こすことで酸性物質が生成される「光化学オキシダント」の原因ともなります。

さらにアルミニウムに対する腐食性やエタノールを混合することによる排ガス中の窒素酸化物(NOx)の増加という問題も指摘されています。