バイオエタノールに適している農作物は?
現在、バイオエタノールの原料になっているのは農作物です。製造に適した農作物には、デンプン質原料と糖質原料の2つのタイプがあります。
デンプン質原料の代表はトウモロコシ、サツマイモ、ジャガイモ、大麦、小麦などです。これらはバイオエタノールの製造にたいへん適している一方で、主食となる作物であり、また家畜の飼料としても使われていることから、競合する点が難点です。つまり同じパイを食料用とバイオエタノール用とで取り合っているのです。
現在の小麦やトウモロコシの価格の急激な高騰は、この点とも大きく関係しています。
糖質原料はサトウキビ、甜菜(砂糖大根)など、糖質を豊富に含み砂糖の原料となる食物のことをさします。ほかの植物がデンプン質をいったん糖化する必要があるのに対し、糖質原料はそのまま発酵させてエタノールにして蒸留できますので、非常に効率的です。


