バイオディーゼルに適した農作物 | バイオ燃料の基礎知識

バイオディーゼルに適した農作物

バイオディーゼルの原料として最初に考えられるのは大豆やパーム、菜種、ひまわり、落花生、綿、やしなどを原料とした植物油です。
世界的にもっとも栽培されている植物油の原料は大豆ですが、日本ではおよそ半分は菜種を原料としており、大半を輸入に頼っています。

入手しやすく、原料として適していると考えられている植物油脂ですが、バイオエタノールと同様に食糧問題と競合するというネックがあります。
食用油として利用するほか、直接食用にする場合、加工して食品にする場合、飼料にする場合など、食物油用の農作物はさまざまな面で私たちの食生活を支えているため、エネルギー利用とのバランスが大切となります。

そんな中、食料と競合しない植物油として注目されているのがヤトロファ(和名:ナンヨウアブラギリ)です。有毒物質を含むために食用には全く利用されておらず、しかも生命力が強くて、簡単に栽培することができます。

また、家庭や飲食店などから出た廃食油をリサイクルしてバイオディーゼルにすることもできます。現在、京都市には廃食油を用いたバイオディーゼル製造プラントが稼動しています。