バイオ燃料の生産で世界の食糧価格が75%上昇
世界銀行の農業エコノミスト、ドン・ミッチェル氏は、食糧を原料にしたバイオ燃料の生産によって世界の食糧価格が75%上昇したという報告書を作成していたことが明らかになりました。
影響は少ないとしてバイオ燃料の増産を目標としているアメリカ政府とは全く反対の結果となったため、ブッシュ政権に配慮して公表が見送られたとの憶測も呼んでいますが、世界銀行はこれを否定しています。
報告書は草案で、4月に世銀が公表した食糧危機とバイオ燃料に関する報告書の参考となった研究結果の一つで、世銀公認の数値でもないと説明。
ただし、バイオ燃料は食糧価格に「重大な影響を与えている」とする世銀の見解を決定づけたとみられ、世界銀行は先日の洞爺湖サミットでも、アメリカ政府などが導入するバイオ燃料向け補助金の撤廃を強く求めました。


